sga 評価 点数 基準と計算方法 完全ガイド

sga 評価 点数の計算方法や判定基準を詳しく解説。医療従事者が押さえるべき評価項目と注意点とは?栄養状態の把握にSGAがなぜ重要なのか知っていますか?

sga 評価 点数 基準と計算方法

sga 評価 点数 完全ガイド
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評価項目7つ

体重変化、食事摂取、消化器症状、機能状態、代謝ストレス、身体所見を総合評価

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4段階判定

A(0~2点)良好、B(3~5点)軽度不良、C(6~8点)中等度不良、D(9点以上)高度不良

NST連携基準

9点以上の高度栄養不良は即座にNST(栄養サポートチーム)へ依頼が必要


sga 評価 点数 体重変化と食事摂取の評価基準



sga 評価 点数において、最初の評価項目となるのが体重変化です。体重減少が1kg/週または3kg/月の場合は1点、それ以上の減少なら2点が加算されます。


参考)https://fph.pref.fukui.lg.jp/introhospital/wp-content/uploads/sites/7/2014/08/bd587951354b947b7e22bec7f978bf5e.pdf


食事摂取量の変化も重要な指標となります。通常との比較で普段の半分程度の摂取量であれば1点、ほとんど食べられない状態であれば2点となります。



体重変化の評価では、過去6か月間の合計体重減少率にも注意が必要です。減少率5%以下は問題なし、10%以上であれば中等度以上の栄養不良が疑われます。


参考)https://misato.kenwa.or.jp/05shinryou/02staff/data/2018/18nst07.pdf


急性の体重減少も重要で、1週間で2%以上減少している場合は高度栄養障害(急性障害あり)と判断します。



体重減少パターン 点数 意義
1kg/週 or 3kg/月 1点 軽度の体重減少
上記以上の減少 2点 重度の体重減少
6か月で10%以上 - 中等度以上栄養不良
1週間で2%以上 - 高度栄養障害(急性)


sga 評価 点数 消化器症状と機能状態の加点ルール

消化器症状の評価では、吐気・嘔吐・下痢の各症状があればそれぞれ1点が加算されます。これらの症状が2週間以上持続している場合は、栄養状態に重大な影響を及ぼします。


参考)主観的包括的栄養評価(SGA)


機能状態(寝たきり度)も重要な評価項目です。寝たきり状態であれば1点が加算されます。これは、活動性の低下が栄養摂取量や代謝に影響を与えるためです。



身体的代謝ストレスの評価では、以下の項目が加点対象となります。

  • 発熱:あれば1点
  • 頻脈:あれば1点
  • 外傷:あれば2点
  • 各種癌/肝硬変/呼吸器疾患:2点



代謝ストレスのスコアは加算制となっており、複数の要因が重なればその分点数が高くなります。


参考)https://pt-global.org/wp-content/uploads/2019/01/PG-SGA-Japanese-19-011-v01.27.19.pdf


sga 評価 点数 身体所見 皮下脂肪 筋肉 浮腫の視触診評価

身体状態の評価は、視触診による客観的な所見に基づいて行われます。体型の評価では、軽度のやせで1点、重度のやせで2点が加算されます。



褥瘡が存在する場合も3点が加算されます。褥瘡は栄養状態の悪化を示す重要な臨床所見の一つです。


参考)https://www.med.oita-u.ac.jp/oitaNST/siryo/dai1kai.pdf


腹水があれば2点が加算されます。腹水の存在は、低栄養状態や代謝異常を示唆する重要な身体所見となります。



身体所見の詳細評価では、以下の部位をチェックします。

  • 皮下脂肪の減少:三頭筋、胸部
  • 筋肉消失:大腿四頭筋、三角筋


皮下脂肪の喪失、筋肉損失、脂肪貯蔵量の枯渇を総合的に評価します。筋肉量の減少は脂肪量の減少よりもスコアに大きく影響する点に注意が必要です。



sga 評価 点数 判定基準 A B C Dの分類とNST連携のタイミング

sga 評価 点数の合計によって、栄養状態は4段階に分類されます。



A判定(0~2点):栄養状態良好と判断されます。この範囲であれば、現時点で特別な栄養介入は不要です。



B判定(3~5点):軽度の栄養不良と判定されます。経過観察を行い、入院経過中に変化があればNST(栄養サポートチーム)に依頼します。



C判定(6~8点):中等度の栄養不良と判定されます。この段階では、栄養士による栄養介入とモニタリングが必要となります。



D判定(9点以上):高度の栄養不良と判定されます。この場合は、関係するNST医師・栄養士・看護師・薬剤師に連絡し、即座に栄養サポートを開始する必要があります。



判定 点数範囲 栄養状態 対応
A 0~2点 栄養状態良好 経過観察
B 3~5点 軽度の栄養不良 変化あればNST依頼
C 6~8点 中等度の栄養不良 栄養介入とモニタリング
D 9点以上 高度の栄養不良 即座にNST連携


sga 評価 点数 PG-SGAとの違いと臨床現場での意外な活用方法

sga 評価 点数には、従来のSGAと患者自記式による主観的包括的評価(PG-SGA)の2つのバージョンが存在します。


参考)https://ml-archive.umin.ac.jp/ml/archive/OPCC/ml_dl.cgi?file_no=1661&tenp_no=2


従来のSGAは、医療従事者が問診と身体所見を統合してA/B/Cの3段階に分類する総合判定です。点数によるカットオフ型ではなく、臨床判断に基づいた評価が特徴です。


参考)SGAとは? 看護実践で理解しておきたい2つの意味を解説│看…


一方、PG-SGAは患者自身が質問票に回答する形式で、より詳細なスコアリングが可能となっています。PG-SGAの合計スコアは0~16点の連続値となり、点数が高いほど栄養不良のリスクが高いことを示します。


参考)https://www.cosa.org.au/media/bzwpkrz0/pg-sga-how-to-guide.pdf


PG-SGAのスコアによる治療方針は以下の通りです。

  • 0点:栄養介入は現時点で不必要
  • 2~3点:患者教育、再評価を行う
  • 4~8点:栄養士による栄養介入とモニタリングが必要


臨床現場での意外な活用方法として、SGAは血液検査や特別な器具を必要とせず、問診と身体所見だけで迅速に栄養状態を評価できる点が大きなメリットです。


参考)栄養スクリーニング『SGA』について解説します - リハビリ…


また、SGAはリハビリテーションの実施にあたって、短時間で実施できる栄養スクリーニングとして非常に有用です。外来診察で簡単に入手可能な情報で構成されているため、時間的制約のある現場でも活用できます。


参考)SGA 評価方法|A / B / C 判定と 5 分フロー


福井県立病院のSGA評価チェックシート(PDF)- 詳細な評価項目と点数の付け方が記載されています


PG-SGA日本語版評価シート(PDF)- 患者自記式の評価方法とスコア計算の詳細が記載されています


ナース専科 SGA解説 - 医療従事者向けの分かりやすい評価方法の説明


「sga 評価 点数」で検索すると、多くの医療機関が独自の改訂版チェックシートを作成していることが分かります。施設ごとに微妙な評価基準の違いがあるため、自施設の基準を確認することが重要です。



特に留意すべき点は、SGAにスコアなどの絶対的な基準は存在せず、6項目の情報を統合して医療従事者の臨床判断に基づいて判定されることです。このため、評価者の経験や知識が結果に影響を与える可能性があります。



また、合計7点以上を高リスクの対象とする施設もあり、この基準を超えた場合はかなり悪い栄養状態であることを認識し、早期の栄養介入を検討する必要があります。


参考)栄養サポートチーム(NST)|チーム医療[当院について]|医…


評価実施時には、各評価項目の設定意図を十分理解して実施することで、客観的評価(ODA)と相関する再現性の高い情報が得られます。



やせ型が必ずしも栄養不良であるとは限らないため、体重の減少率に注意することが重要です。体質的に小柄な患者と、病的に体重が減少した患者を区別して評価する必要があります。

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