
コンスタン(一般名アルプラゾラム)は、日本では「心身症における身体症候ならびに不安・緊張・抑うつ・睡眠障害」を効能・効果として承認されているベンゾジアゼピン系抗不安薬です。
参考)医療用医薬品 : コンスタン (コンスタン0.4mg錠 他)
具体的な保険適応心身症として、胃・十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群、自律神経失調症などが添付文書上で列挙されており、心身医学・消化器内科・一般内科など幅広い診療科で使用されています。
臨床現場では、これらの身体症候と併存する心理的ストレス反応を和らげる目的で処方されることが多く、患者の主観的な「しんどさ」や睡眠障害への即効的な対応として位置づけられています。
参考)コンスタン錠(アルプラゾラム)の効果・強さ【医師が教える抗不…
一方、日本では添付文書上、うつ病そのものを直接の効能としては記載していませんが、うつ病や不安障害に伴う強い不安・緊張・不眠などの症状をターゲットとして精神科領域で広く用いられています。
海外では、米国でパニック障害・全般性不安障害、英国で不安障害に対して承認されていることが知られており、日本での「心身症中心の適応」とはやや異なるポジショニングになっている点は押さえておきたいポイントです。
臨床的には、SSRIやSNRIなどの抗うつ薬が効果発現に時間を要することから、その「つなぎ」として導入初期の不安・焦燥を抑える目的でコンスタンが併用されるケースが少なくありません。
心療内科や精神科では、パニック発作時の急性期対応として頓用で用いることもあり、患者側からみた「すぐ効く薬」として認識されていることが依存リスクとも表裏一体になっています。
エビオス錠 300錠 【指定医薬部外品】 胃腸・栄養補給薬